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治療

症状、年齢、発症からの期間などを考慮して、治療法を決めます。円形脱毛が一つか二つの場合は自然に治ることが多いのですが、3ヶ月しても太い毛が生えてこなければ治療することをお勧めします。

まず飲み薬と塗り薬を用いて治療を開始します。多くの場合、飲み薬は、抗アレルギー剤、セファランチン、グリチロン(肝庇護剤)、塗り薬はステロイド剤か塩化カルプロニウムです。さらに、局所注射(脱毛部に直接ステロイドの注射をします)、光線療法、液体窒素療法、感作療法(免疫療法)などがあります。多くの場合、3ヶ月ほど同じ治療を継続し治療効果を判定します。効果が無い、あるいは効果が低い場合は他の治療に変更したり、他の治療を組み合わせたりします。毛を作り出す部分で自己免疫性の炎症が起きている病気なので、広範囲に脱毛し、治り難い場合には、炎症を抑える作用の強力な副腎皮質ホルモン(いわゆるステロイド剤)の内服治療や入院した上で注射の治療をすることもあります。

単発型でも半年くらい治るまでにかかることもあり、さらに広い範囲の脱毛の場合、治療に長期間かかることも少なくありません。治療効果と治療による副作用について医師から説明を受けるようにしましょう。 

現在、日本皮膚科学会では、多くの円形脱毛症患者の方々が、安全により効果的な治療を受けられるように、代替治療なども含めて円形脱毛症の治療方法を検証し、2009年完成予定で治療のガイドラインを作成しています。発表されましたら、具体的に治療について解説いたします。

協力医師  植木理恵

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「Japan Alopecia Areata Communications 」

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